レッスン案内


フルート

フルートはピアノと違って、指を動かすだけでは音が出ません。楽器を初めて触る方は、まずは1つの音を出すことから始めます。初めはなかなかうまく鳴らせないこともありますが、1~2週間のレッスンと練習でほとんどの方がコツを掴み、簡単なメロディーなら演奏することができます。初心者の方のレッスンでは、唇の当て方や息の使い方など、良い音が出るポイントやコツを丁寧に指導します。

 

経験者の方には、1人1人 のレベルに合わせた曲や教材を取り上げたり、希望があれば吹奏楽やオーケストラなどで練習中の曲もレッスンしています。指が回らない、きれいな音が出ない、表現が乏しく棒吹きになってしまう・・などなど、人によって苦手とすることは様々ですが、なぜそうなってしまうのか、どこを気をつければよりよくなるのかを理論的に説明し、効果的な練習法を提案して上達へと導きます。

 

また、初心者~上級者すべての方を通して、自分が出している音を客観的によく聞き、よい音のイメージを持って吹くよう心がけることや、聴き手に伝わる演奏になるように常に考えながら練習することを大切にしたレッスンを行っています。


ピアノ

初心者の方は、まずリズムや音符の読み方、楽譜の決まり事などを学びます。ピアノは、一人で和音もメロディーも演奏することのできる楽器です。その分、他の楽器よりも同時に読まなければならない音の数も多くなります。最初の段階で楽譜を読むことに苦手意識を持ってしまうと、練習がはかどらなくなってしまうため、一人できちんと譜読みができるようにします。

 

また、ピアノを楽しんで弾くためには、安定した指やテクニックなどきちんとした基礎を身につけることが必要です。正しい姿勢や手の形による無理のない弾き方、体の使い方を知り、質のいい音色を出せるようにレッスンを行っています。フレーズや和声の変化、曲の構成や正しい指使いなど、一緒に考えながら音楽的な演奏を目指します。

 

未就学のお子様の場合は、歌を歌ったり、リズムをたたいたり、音楽に合わせて体を動かしたりとまず音楽に親しみ、耳を育てながら徐々にピアノを弾く時間を増やしていきます。上達のためには欠かせないソルフェージュを時間内に組み込んでレッスンを進めていきます。


ソルフェージュ

ソルフェージュとは、クラシック音楽の勉強の基礎となるものです。音楽への理解が深まることはもとより、聴く力が身に付き、注意力や集中力も育ちます。 

訓練の方法は、聞き取った音を楽譜に表す、楽譜に書いてある音を読み取り正しい音程で歌う・リズムをたたく、音楽の基礎理論を勉強するなど、様々なものがあります。

これらを勉強しソルフェージュ能力をつけると、

 ・リズム感や拍感、ハーモニー感がつく

 ・正しい音程で歌うことができる

 ・楽譜を正しく読み取ることができる

 ・自分が出した音をきちんと聴けるようになる

 ・読譜が速くなり、短期間で曲が演奏できるようになる

 ・楽譜に込められた音楽を理解し、より高度な音楽表現が出来るようになる

などの力を養うことができ、楽器のスムーズな上達へとつながります。